二次的な虫歯を防ぐために
固定式の矯正装置は、0.5~3年間は取り外すことはできません。装置の周囲には食べカスやプラークが溜まりやすいため、二次的に虫歯を引き起こしがちです。メインテナンスをきちんとおこない、ご自分の歯を守りましょう。きれいな歯並びになって、装置をはずしたときのスマイルの準備をしましょう。
矯正中の歯磨きのポイント
治療中は、毎食後に必ず歯磨きをしましょう。まずは歯ブラシだけですみずみまで丁寧に磨き、最後に仕上げ磨きをしたらゆすいでください。 |
装置の形や歯並びに適した歯ブラシを使い、装置の周囲やワイヤーの下、歯と歯の間など、磨き残しが出やすい部分を丁寧に一本一本磨いてください。 |
手鏡を使って、お口の奥やすみずみまで、きれいになったかをチェックしましょう。 |
また、歯垢染め出し液での定期的な磨き残しのチェックもお勧めです。ご自分の磨きにくい場所を再確認できます。
矯正中の食べ物の注意
- ガム、キャラメルや餅などは、装置にからみつくことがあります。
- せんべい、氷、飴、ナッツなど固い物を咬んだり、リンゴの丸かじりで、装置がはずれたり破損する場合があります。
- 装置にワイヤーを留めるゴムのリングは、カレーなどで着色しやすくなっていますが、カラーのリングを使用することで着色が目立ちにくくなります。
他科との連携
矯正治療中に、もし必要となれば、口腔外科など矯正歯科以外の科との連携し、担当医とコンタクトを保ちながら治療を進めています。
矯正中のメインテナンスは非常に重要であるため、かかりつけの歯科医院としっかり連携を取り合う必要がありますが、当院においても、メインテナンスにきちんと対応いたします。ご安心ください。